> アルヴェール ん……──どうしたそんな所に突っ立って。 (木人と見えない相手との稽古は体力的にも精神的にも消耗し、肩で息を整えながらふとした視線に気付くなりそちらへ目をやって。何故入ってこないと些か気にはなったが自分に用でもあるのだろうかと考えれば、何もないのも視野に入れつつ一声掛けて)