ドール 2017-04-12 22:15:59 |
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月を眺めている
空が暗いのに気づいたから、さ
宇宙に咲いたら
君が笑う顔が浮かぶんだろう、な
たったひとり生きていきただけ
だけども君のことはひとかけらも忘れられない
今日だって死のうとしたのに、ね
夜祭が始まるよ
今からいこう時計を崩して
揺らいだ世界線を描いて
僕はまた明日を繰り返す
空の青と夕の赤が
混ざって淡い紫になる、よ
かすり傷をつけた
しがない心がまた明日を望んで、いた
おや今日僕が描いた君の横顔はまるで暗澹だ
踏み外した人生からは今ので憂愁に呑まれた?
そっと命火を吹き消そうとしたのに、ね
虚空の隙間に
僕らの命を灯してさ
天つ空に君を飛ばして
僕はやっと忘れると思った
原風景、子供の頃は
何もかも現実と思って空を飛んでいた
夢の中で
瓏々とした心はもう邪魔だって
ゴミ箱に捨てられられないかな...
君は言う
人はみんな自分しか持ってないんだよ、と
雨景色に消えた
尊い僕らの命が
世界線を越えて出遭った
もうひとりじゃないから
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