ドール 2017-04-12 22:15:59 |
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鼓動を隠したベールが
小さく揺れてしまった
君に届かないように
隠してたのにな
ずっとずっと降り注ぐ
夜雨がやんだと同時に
君は泣く 僕に何を求めてるの
分からないよ
現実から目をそむけ
いざとなった時
対応できない
そうとなったいま
自分の首を締めていたことに
気がついたんだ
瞳を漂わせて落ちた雫が
溜まっていく
それはまるで自己嫌悪の
塊のようだった____
羽毛にくるまってまで
君を嫌ったわけじゃないよ
それなのに僕はまた
いやということに背を向けて
ずる賢さにも
後ろめたさを感じて
優しいという君を
僕はかわいそうとしか
思えなかった
身体を拗らせてまで
苦しみを味わってる君を僕はまだ
知らない___
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