ふらふらって回って回って めまいくらり倒れちゃって夢見がち 目は覚めない雨の音だけ 歩くたび奥の方で 上がる 声も消えていくほどに 五日間雨が降っても 僕は濡れることもなくって そのまま色ある世界も透明になっていった もうわかんないくらいの雨も 僕は愛せることと思ったり 呆然と立ちすくんで考えてる そんな夏の日を 思い出した