勇者の仲間は魔王の娘(F系/NL)

勇者の仲間は魔王の娘(F系/NL)

名無しさん  2017-04-06 11:51:16 
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このトピは以前建てたトピックと同内容のものに多少修正を加え、立て直したものです。

~とある少年の話~

100年前、魔王と戦い敗れた勇者が居た。
その勇者の血を引く少年が居た。
幼少時から、母からは魔法を習い、父からは剣術を習い、その両方において天才的な才能を持っていた。
17歳になった頃には、自分の祖先である伝説の勇者と遜色ない力を持っており、また同じく強い正義感も持ち併せていた。
いつか、更なる力を得て魔王を倒す。そのことを夢見て今日も剣を振るう。


~とある少女の話~

生まれたときから何不自由なく過ごしていた。
欲しいものは与えられ、目障りなものは消してもらって、何でも我が儘が通った。他の誰でもない、父親である魔王の力で。
しかし、少女は父が嫌いになった。父さえ居なければ自分が魔王であり、最強の力を得ることに気付いたから。
少女は出奔する。共に魔王を、父を殺してくれる存在を探して。

~prologue~

魔族と人間は、150年という長い間戦争を続けていた。しかし、その戦争は100年前に人間側から勇者の存在が消えて以来、魔族優勢で進んでいた。
伝説の勇者を越す存在が現れること、それが人間に残された唯一の希望だった。人は、今日も祈る、魔王を倒す存在が現れることを。

~story~

少年は剣を振るい続けていた剣をピタリと止め、溜め息をついた。
「ダメだ、こんなんじゃ…」
限界を感じていた。自分の実力はこれ以上上がらないだろうと。魔王に敗れた自身の祖先と同じ実力止まりだろうと。
「弟はまだ10歳で、妹も7歳…共に戦うには早すぎる。まだ、待たなくちゃいけないのか」
魔王を倒すには、自分一人では無理だ。しかし、共に戦う仲間はいない。希望があるのは弟や妹だが、まだ小さいし、何より才能があるかどうかはまだ分からない。
「…成る程、強い」
「っ…誰だ!」
声がした。少年が振り返ると、そこには魔族の少女が居た。
「…誰だと聞いている!答えろ!」
少年は警戒し、声を荒げ少女へ刃を向ける。
「落ち着け、戦いに来たのではない。…我は」
少年とは対照的に少女は穏やかな口調だった。少女は言葉を続ける。
「魔王の娘だ。共に父を殺す者を探しにきた」

~character~

勇者の血を引く少年…名をフレイという。17歳にして実力・性格共に先代勇者と比べても遜色のない少年。子供の頃から戦場で血を見ていおり精神的には他の17歳と比べると成熟しているが、まだ若いゆえに未熟さや純粋さも持っている。 魔王の娘に対して最初は警戒心が全開であったが、徐々に心を開いていく。そして魔王の娘との交流を経て、魔族との共存の道を考えるようになる。

魔王の娘…実年齢50歳、外見17歳の少女。修行や特訓とは無縁の生活を送ってきたが、戦闘力はフレイに引けを取らない。ほとんど外の世界を知らず我が儘で自己中心的な箱入り娘。父を殺して魔王の座を奪い、その後邪魔になったフレイも抹殺するというのが当初の計画であったが、共に旅をする内に徐々に世界を知っていき、他者への優しさや思いやりというものを覚えていく。

フレイの弟・妹…フレイと同じく勇者の血を引く子供。弟は魔法、妹は剣術に長けている。

フレイ達の両親…父は膝に怪我を負ったせいで前線を引いた元兵士。母は魔導師の一族で魔法が得意。

魔王…魔王軍の総統。すべての魔物魔族の頂点に君臨する。愛した娘と言えど、敵となれば容赦はしない非情な性格。

その他…随時考えて行く所存。


~caution~
ロル…極度なまでに受けに回るのは禁止。中身さえある程度出来ていれば文体は問いません。

ペース…お任せします。一ヶ月以上空く場合、一言お願いします。

話の流れ…大まかな流れは、旅をして成長した二人が魔王を倒す、というものです。相談がいるところは相談しながらやっていきたいと思っています。

恋愛…必ず恋人にならなければならないという訳ではありません。そこもやはり話の流れで決めたいと思っています。

募集…魔王の娘を募集しております。


~profile~
名前…フレイ

年齢…17歳

性別…男

性格…正義感が強い。情に脆く、非情に徹しきれない。真面目。

容姿…父親譲りの黒髪に、母親譲りの赤い瞳が特徴的。身長は170cmを越えている。目はぱっちりと大きく二重で、力強く明るい印象を相手に与える。体型は、無駄なくしっかりと筋肉がついていてスマートな印象を与える。服装は魔法加工が施された服。格闘戦を想定し、拳による打撃の威力を上げる効果を持つ黒い革製の手袋。

戦闘…剣術を主にして戦うが、一番の得意は魔法と装備で強化された拳での格闘戦。

備考…真面目であるが異性に関してはウブで興味津々。魔族であっても心を許した相手であれば親しく接する。

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  • No.19 by ルシア  2017-04-10 21:43:14 

まぁ、いいだろう。…覚えていたらだがな。
(ニコリと笑うと。最後の方は小さな声で相手に聞こえるか聞こえないか程度の声量で言い。差し出された手を無理やりとると「交渉成立だな、これから仲良くしようじゃないか。」と言って。)

  • No.20 by フレイ  2017-04-10 21:54:55 

…仲良く…?あ、ああ…
(意外な言葉に拍子抜けしてしまう。意外と友好的な魔族も存在するのかななんて思いながら手を握って。「…そう言えば名前を聞いていなかったな。俺はフレイ、昔魔王と戦った祖父と同じ名前だ…お前は?」手を離し、まずは自己紹介をして)

  • No.21 by ルシア  2017-04-10 22:27:54 

へぇ…、我はルシア。
(ここで偽名を使うのはどうかと思ったので、キチンと本名で名乗って。「フレイか、いい名前だな。それよりも、お腹が空いたのだが…。」相手の名前を褒めると、自分のお腹がグーッと鳴り。顔を少しだけ赤らめると腹を空かせていることを告げて。フレイと会う前に肩慣らしのために暴走した魔物と戦ったので魔力を消耗しており、元気が6割ぐらいしかなくて。)

  • No.22 by フレイ  2017-04-10 22:45:31 


…それじゃあ食事をとろうか。そこで今後のことを話すとしよう。
(お腹の音に笑みを浮かべると一緒に街へと向かって。「街では翼は仕舞ってくれよ」目立ちすぎないよう注意して、街の中にある食堂へと足を運んで)

  • No.23 by フレイ  2017-04-12 00:32:45 


(/…っと?大丈夫ですかね…一応上げておきます)

  • No.24 by ルシア  2017-04-12 02:15:27 

あぁ、そうか。人間にはこれは生えていないもんな。
(そう言うと納得した様子で頷き、何かをボソボソと唱えると、背中の翼がまばゆい光に包まれて。まばゆい光に包まれた翼が、ゆっくりとしかし確実に背中に入って見えなくなり。クルリとその場で1周回ると「うむ。こんな感じだな。」と言い。)

(/すいません、遅くなりました!)

  • No.25 by フレイ  2017-04-12 02:53:45 


…こうして見ると普通の人間に見えるな…
(翼を隠し普通の人間のようになったルシアの姿に、図らずともドキリとさせてしまう。何故なら黙っていれば年頃の美少女に相違ないからで。しかしそんな素振りを見せまいと平常心を装い月並みの感想を述べて。「魔族も…普通に食事を取るのか?」人間文化と魔族の文化、特に食事については違う部分もあると思い、軽く尋ねて)

(/あ、急かしてしまったようですみません…返信ありがとうございます!)

  • No.26 by ルシア  2017-04-14 02:27:13 

(/お久しぶりの返信なのにロル返せなくてすいません!!最近リアルのほうが忙しく、返せるのがもう少し後になりそうです。。。本当にすいません!!)

  • No.27 by フレイ  2017-04-14 18:51:16 


(/大丈夫ですよ、気長にお待ちしておりますので何時でも余裕のあるときにお返事いただければ幸いです!)

  • No.28 by ルシア  2017-04-15 19:50:59 

人間と食べるものは違うが食事はするぞ。
(翼をしまった後は、髪の毛を整えながらそう言って。人間の食べるものと魔族の食べるものは違うので人間の食べ物がどんなものか興味があって。すると急に思い出したように「おい!我はあれが食べたい、すいーつとやら!本で見たぞ、甘いのだろう?美味しいのだろう!?」と子供のようにワクワクした表情で相手を見つめて。)

(/遅くなりました~。まだ、リアルの方が落ち着いてはいないので、バンバン返すことはできないのですが一旦来ました~。)

  • No.29 by フレイ  2017-04-17 03:16:24 


…わかった。
(魔王の娘ということを忘れてしまいそうになるほど、どこか無邪気で可愛いげがあって、少し戸惑ってしまう。「…時にルシア、お前から見て魔王の実力というものはどれくらいのものなんだ?」注文し終えると、話題を魔王討伐へと移す。そこで魔王の実力について尋ねて)

(/ありがとうございます。置きレスでも全然構いませんのでお気になさらず!)

  • No.30 by ルシア  2017-04-19 20:56:52 

この街なんて簡単に滅ぼせるぐらいだな。まぁ、もっと強いが…。
(さっきまでの明るさとは違い、魔王の話になると顔を暗くして声を低くし真剣に話しはじめて。「魔王は強い。我なんかよりももっと強い…のだ。」最後にいくにつれてだんだん悔しそうにして。魔王は戦闘の時は実の娘でも容赦なく、今まで一度も魔王に勝ったことはなくて。)

(/お優しい言葉ありがとうございます!)

  • No.31 by フレイ  2017-04-25 11:33:43 


…すまない。だが聞いておかなければならないことだった。
(悔しそうなルシアを見てきっと思い出しくないことだったのだと、容易に察しがつく。聞いたことを後悔していないが相手に嫌なことを思い出させたことを謝って。「なら尚更俺とルシアの連携が必要だな…しかし、魔王を倒すと言ってもそれ以外の魔族は将来魔王になるルシアにとっては同胞だ。その魔族を倒して戦闘の連携を深めることはできない…無論人間相手も同様に無理だ。とすれば…」うーむと考えていると塔のように巨大なフルーツ盛り合わせがやってきて「…お前、何を頼んだんだ?…いや、成る程…」メニュー表を開くとそこにはカップル来店キャンペーン中というのが書いてあり、恐らくそれのせいでこんな大盛りにされていて)

(/此方も遅れてしまいました…すみません)

  • No.32 by フレイ  2017-04-28 23:30:03 


(/上げておきますね)

  • No.33 by ルシア  2017-04-29 04:47:34 

お前に1つ訊きたいことが…、こ、これ、食べていいのか!?
(魔王について話そうとするも、運ばれてきたフルーツ盛り合わせを見ると顔がパァッと明るくなって。相手の返事を待たず、いただきますと挨拶もせず、一口食べるとあまりの美味しさに無我夢中で食べ進めて。魔族の食事は基本魔力の補充としての役割しかないため、食べ物のほとんどは不味くこんなに美味しいものを食べたことがなくて。「甘い!!おいフレイ、人間は毎日こんな美味しいものをたべているのか!?」と訊いて。)

(/あぁぁ!今気づきました、すいません上げてもらって。)

  • No.34 by フレイ  2017-04-29 06:15:40 


…流石に毎日という訳ではないが…
(ルシアの言葉に魔族の食生活が少し気になってくる。恐らく魔族は戦闘民族と言うやつなのだろう、戦いに関すること以外には興味を向けることがなかったのだろうか…それにしても、良い食べっぷりだった。「…人間には居やしないだろうな…可愛い顔してこんなに食べる子は…」恐らく二人分と思われる量をガンガン食べていくルシアには、一種の爽快感すら覚える。相手が食べ終わるまで、特に口を挟むことなくその光景を見詰めていて。「…それで、訊きたいこととは?」皿に乗るフルーツが殆ど無くなった頃、先程相手が言いかけていた訊きたいことについて改めて尋ねて)

(/いえいえ、此方が遅れてしまったのですからおきになさらず!)

  • No.35 by ルシア  2017-05-02 21:41:21 

お前は何故そんなに人間を守りたがる?人間などただの欲の塊ではないか。
(フルーツを食べ終えると指先をペロリと舐めて、真剣にそう言って。自分が見てきた人間は、自分の欲求のためなら簡単に他のやつのことを落とすことのできる人間ばかりで。人間などその程度のものだと思っていて。「…あと、このぱんけーきとやらも食べたい。ついでにスープも。」遠慮があるのか、少しだけ小さな声で言い。)

(/またまた遅くなりました!!)

  • No.36 by フレイ  2017-05-03 03:03:08 


そう言う人間が居ることを否定はしないが…それでもだ。俺は人間で、人間が好きだ。それ以上の理由はない。
(ルシアの言うとおり、殺さなきゃいけない人間も居る。しかしそれでも自分は人間で、人間が好きで、そんな人間を守れるのは自分以外に居ないのだ。「……お互いにお互いのことを知らなさすぎる。そうだな…連携強化も兼ねて暫く一緒に暮らさないか?」パンケーキとスープを注文しつつさらっと爆弾発言をして)

(/おきになさらず!)

  • No.37 by フレイ  2017-05-18 23:14:45 

(/あげます)

  • No.38 by ルシア  2017-05-19 00:51:29 

ふぅん、…やはりお前は面白いやつだな。
(小さくクックッと笑うとそう言って。そんな人間を好きだと言う相手に対して、やはりこいつを選んで良かったなと思っていて。フレイの爆弾発言については「一緒に暮らす?…いやいやいや、若い男女が一緒に暮らすのはちょっとあれだろう。なんか、こう…まずいだろう!」とツッコミながらほんのり顔を赤らめて。こいつは自分の言っていることを理解しているのか!?と疑問に持ちながらも、人間の生活に慣れるためにはやはり人間の側で生活したほうが良いだろうと考えて。)

(/またまた遅くなりました!!
リアルの方が忙しいため、もしかしたら全然返信できない場合もあるかと思いますが、その時はまたこのように上げてくださると嬉しいです。すみません。。。)

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