フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
通報 |
ソジュン:えぇ?ディー君と乗るんはもう決定事項やもん(大袈裟なまでの動作で残念がる様子は自分より歳上だと分かっていても可愛らしく見えて。ピョンとソファから飛び降りては彼の背後に回り込み、後ろからべったりと抱き着き、顔を覗き込むようにして甘えたな言葉を囁き。お城を嫌がる様子がどうやらフラミンゴの笑いのツボにハマったらしく、初めはきょとりと丸めた瞳でその様子を伺うも、段々自分も感化され楽しくなってきたのか、ふにゃふにゃと目元和らげて。「フラミンゴ君もそう思わん?此処のんが、絶対カッコええ家具とかあるもん!」煌びやかな城の内装よりは、色が賑やかに入り乱れるサーカス小屋の方が落ち着く。ぐっと拳握って力説しては、同意求めるように小首傾げ。遊園地の散歩、と耳にしては今迄の疲れなど微塵も感じさせぬ俊敏さで立ち上がり。はーいと片手を挙手してディーの前に敬礼するように並んでは姉が後に続くのを信じて疑わず。フラミンゴが一緒に来ない事は残念であるも、次に彼と会う時は兄も居るのだと思えばひと時の別れなど何のその。大きく手を振っては「フラミンゴ君、散歩行ってくるねぇ。晩御飯楽しみにしてるわぁ」緩い笑みと共に言葉を掛け。楽しくなりそうな晩餐にほこほこと温まる心。その気持ちのままにいざ遊園地の散策へ)
ソヨン:えらい欧米風の挨拶する同居人やねんね。キスなんされたらビンタしてから、責任取ってお婿に来てもらうわ(続けられる忠告は、されど軽さを含んだ親しみから来るようなものであろう。未だ会った事もないだけに妙な人物像だけが出来上がり。まだまだ幼気な少女であるだけに、一丁前にファーストキスの理想というものがある。其れを壊された日には手や足が出るやも知れぬ、とカラカラ笑いつつ少しばかりの本音も混じえ。着せ替え人形など何と楽しそうな言葉であろう。ただで色々な服を着て、直に触れられるなどご褒美である。己もよく兄の髪を弄って遊んだりした事を思い出せば、クスリと笑いは溢れ。「なん、そんな楽しそうな事してるんやね。一緒に行ってたらお兄の髪もアレンジしたったんに」心底残念だ、と言わんばかりに肩を落とし溜息一つ。兄がフラミンゴを叱る様子が何故だが直ぐ様想像出来ては、片手を口元に当て吹き出しそうになる笑いを飲み込み。然し、ふるりと揺れる両肩までは誤魔化せず。「あ、あかん!めっちゃそれ想像出来るわ!きっとお兄の世話焼き心を擽って離さへんのやろな」納得とばかりに頷きながら、揶揄う様にニマニマと目元を三日月型に。遊園地の散策に乗り気な弟に、自身もソファから立ち上がっては続く様にディーの元へ歩み。彼1人に弟の面倒を任せるつもりはなく。背後のフラミンゴへ振り返り行ってきます、と挨拶してはディーと弟と共に遊園地へ出掛けようか)
トピック検索 |