フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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ディー:えぇ、猫と乗るの?俺じゃなくて?(何とも愛らしく猫の真似をするその仕草を見届けては確かに喋る猫の存在は彼の気を引くのに十分だったようだが、十分過ぎて己を超えてしまったらしいとワザとらしくがっかりする肩を落とした仕草で頭を傾けてから問いかけて、それからもう一人の同居人に対して前向きなソヨンに小さく笑ってから「笑ってられるのも今の内だよ、出会い頭にキスされるかも。唇ちゃんと守っとかなきゃ」からかい交じりの注意を重ねて、「まぁ、でも。テファンの家族ならフラミンゴがちゃんと守ってくれるか」ちらり、と桃色の彼を見やれば肩を竦ませてカップに口を付けて。お洒落に心を打たれたのが見て伝わるソヨンに年頃であることを感じつつ「今頃テファンはきっと着せ替え人形だよ、……二人が行ったら尚更。きっと喜ぶだろうけど、大変だ」中々見かけない真白な髪も、幼くも端正な顔つきも、帽子屋からすれば喉から手が出る程欲しいだろうに。と目に浮かぶ情景に"たいへんだ"と今一度声を漏らして。注意を受ければ大人しく言う事を聞くソジュンを見れば「じゃぁ、夕飯が食えるように外を散歩しに行かないか。フラミンゴは――だろうなぁ、」に、と口角を持ち上げてから傍に置いていた帽子を再び己の頭部に乗せて、手を使い行かない事を示すフラミンゴを見てから「俺と外に散歩行くのはどっちだ。もちろん、二人共でも大歓迎!」帽子を確りと被ってから二人の姿へ目を向けて「このまま此処でフラミンゴと一緒にテファンを待つのでも良いよ」勿論、此処に来るだけでも十分疲れてることは想像できて、だからこそと選択肢を作り)
フラミンゴ:――くっ、……おめェ本当に綿菓子の兄弟なんだなァ(既に懐かしいと思える程恋人の存在とは己にとって当たり前であり、その恋人ですらファーストコンタクト時に与えられた部屋を見て渋っていたのを記憶に新しいと思い出して。思い出せば最初こそ余り表情の変わらない顔に吹き出す様な笑みを浮かべ、そんな口元を己の手で覆い隠しつつ少し笑いを引き摺る様に城を嫌がるソジュンに告げて。お菓子を咎めるソヨンを続けて見れば「おめェも綿菓子にそっくりだ。……俺も良く菓子ばっかりじゃ駄目だっつって、叱られてんだヨ」どちらにも恋人の面影を見つければそんな二人が可愛くない筈が無く、同時にぼんやりと浮かぶのは矢張り恋人に会いてェなぁと言う思いで。ディーが外へ出る事を提案すれば己の事も誘いかける流れに反射的に胸元で手をクロスさせ×を作り上げて外に出ない意思表示を、その意見が通ったのを見ればホと胸を撫で下ろし「遊園地の案内なら俺がするよりも双子に任せた方が安心だ、好きに遊んで来いヨ」恋人の性分を思うからこそ二人が外に出て行くのは想像が付き、見送る為にヒラヒラと片手を揺らし「帰ってくるころにはテファンも待ってンだろ」口角をゆるりと片方を持ち上げつつ一度時間を確認してから言葉を付け加えて)
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