フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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ディー:そう、メリーゴーランドが部屋の中に有るんだ。ドーンって(興味を引くことが出来たようだと頷きを共に言葉を重ねて「それに喋る猫も」にいんまり、と口角を持ち上げて笑顔を口元に浮かべてから「こんな風にニヤニヤって笑った顔をした猫」片手の人差し指を口角にちょんと添えて笑顔を強調しつつ情報を補足し。次いでソヨンから送られた問い掛けを聞けば「ホントなら……一応は赤の城にアリス専用の部屋が与えられるんだ。一人一室貰えるから、そこで暮すのが殆どかな。」自らの知る情報を余すことなく教える様に言葉を引っ張り出しつつ「だからテファンみたいに誰かの家に一緒に住むっていうのは珍しいかな。城の方が大きいし、立派だし、何でもあるし――メイドがなんでもやってくれるから、困る事もないんだ」城での暮らしをぼんやり描きつつ教えて。ふわふわとしたソヨンの語り口とは何とも気が楽で「じゃぁ、開けるのもお願いしようかな」トン、と指の腹で己の耳たぶを押すように触れてから指を離し「色んな所があるよ、テファンがいま行ってる所は帽子屋が住んでる屋敷でね。年がら年中お茶会をやってる賑やかな場所、帽子屋はこの国一の仕立て屋だから欲しい服が出来たら相談してみたら良いよ」ソジュンとソヨンと並んで仲良さげな雰囲気をぼんやりと眺めつつ、先ずは二人の兄が今向かっている現場についてを簡易的に説明して「俺が一番好きなのは此処、遊園地。フラミンゴが一番好きなのは森のスイーツショップだもんね」戻って来た彼へ目を向ければ"ありがと"とお礼の言葉を述べつつカップを受け取って)
フラミンゴ:(暫くしてからお茶菓子と共にカップを二つと透明なグラスを二つ持って戻り、紅茶の入るカップは己の分とディーの分としてテーブルに置き、クラッシュしたティーゼリーがピーチジュースの上に乗り、ジュース部分には細かくされた桃の果実が入る見た目も涼し気なそれにストローを指したものを二人の前に。不器用ながら、恋人の家族には少なかれの好印象を持ってほしいと言う悪あがきなのか、何が良いかわからないままチョコチップがたくさん入るクッキーやカラフルなマカロン、カラフルなクリームが乗るプチケーキ、人数分よりも多いくらいのお菓子をテーブルに並べ。「――とりあえず、今日は戻ってくるのが遅いから此処に泊まれ。……ただ、此処にはもう一人。少し、__なんつぅの、過剰なコミュニケーションをとる奴が住んでて」ボソボソと歯切れが悪く言葉が口を通るのは、悪い奴じゃないがどうにも手癖が悪い同居人を持っての事であり。「それでも良いなら鍵は用意するからいつまでも此処に住んでイイし、此処から一番近い双子の家に住んでも良いンだろ。一番設備が整ってる赤の城がって言うなら、好きな時に連れてく」ソヨンに甘えるソジュンの様子や二人でいる時に兄弟の事を語っていた恋人の姿を見れば三人の絆が強いことは簡単に察することが出来て、何処か確り者であることが感じられるソヨンが今後の事を考えに入れていることも伝わると「――ソヨン、意味わからないトコだけど。不安になる事はねぇから、そっちと同じように先ずは難しいこと考えないで腹いっぱい食えヨ」此処に恋人がいれば夕飯がと叱咤するかもしれないが、そのことも同時に後回しと眉尻を落としながら不器用に口角を持ち上げて)
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