フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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リュカ:(彼がオジサンなど面白い冗談だ、とばかりに上品に片手を口元に当てクスリ、と笑いを一つ。美辞麗句を述べ過ぎても効果はないと知っているが、彼の勘違いだけは正そうと。「貴方は魅力的な男性ですよ。私と未だ見ぬ恋に落ちてくれるのなら、願ったり叶ったりだ」引かれた手、その指先に触れるだけの口付けを送り。彼のような魅力的な人物は引く手数多、きっと城のメイド達の視線を奪っている事だろう。立ち上がった相手につられ、己も席から腰を上げ、自分達が使用したカップを手に持てばシンクへと足向けて。「珈琲を淹れてくださったのだから、洗い物ぐらいは私にさせて下さいね?」お茶目に片目を瞑り、先に言葉で釘を刺しては、泡立てたスポンジでカップを丁寧に洗い、冷たい水で濯ぐ。設置されている食器乾燥機へカップを入れスイッチを押す。そこまで終われば待たせていた彼の元へ向かい、「待たせてすみません、案内をお願いします」待たせていた詫びと案内に対する礼に軽く頭を下げる。こんなに広く立派な城のこと、さぞやこれから紹介される部屋も立派なのだろう。「部屋は此処から近いのでしょうか?慣れるまでは暫く迷子になりそうだ」特に方向音痴とまではいかないが、こうも似たような通路、扉が続くと頭が混乱しそうだ。「迷子札でもつけるべきかな」クスクス、と軽口を交えながら、入ってきた扉を今度は己が支える様にして開き"どうぞ"と声掛け)
ソヨン:(差し出したつもりが、逆にオススメする様にチョコを口元に運ばれ。残念ながら遠慮したり、己の手で受け取り直すような上品さも持ち合わせていない。ぱくり、と口の中へ彼の指ごと招き入れる。滑らかで蕩けるような口溶け、絶妙な甘さに目尻にくしゃりと笑い皺が出来る。「へへ、人魚ちゃん有難う!先ずはこれを一箱お土産にしよーっと!」ホワイトチョコの箱を、傍に積んであったカゴの中に一つ入れ、ピースサインを向けてきたハンプティに同じくピースサインを返し「ハンプティちゃんも甘いお菓子が好きなんやね」自慢げに並ぶ商品を誇る様子に微笑ましさを覚えて。こんなに美味しいのだ、日頃お世話になっている帽子屋邸のみんなにもう少し何か買っていこう、とストロベリーのチョコはもちろん、クランチチョコやこの季節限定の商品を何個かカゴの中へ。あやふやな情報でも一歩前進、此れから向かうところは決まった。「おおきに。これ買ったらメリーゴーランド向かってみるわ。人魚ちゃん、ドードーちゃんがそこ居らんでも一緒にメリーゴーランドには乗ろうな?」さらり、と話の流れのままに勝手に約束をして取り付けてはレジへと向かい商品の購入手続きを行って。「あ!二人は何か要らん?今なら一個ずつサービスしたるで」背後にいるであろう二人を振り返り、パチリとウインクを一つおくって。と言ってもハンプティの場合は自身のお店である為、食べようと思えばいつでも食べられる。プレゼントにもならないか、とぽりぽりと頬掻いて)
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