フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
通報 |
赤の騎士:俺はそのつもりだった、__一度きりのデートで案内をし尽くせるほど単調な世界ではないし、アリスの魅力も一度のデートだけじゃ知り得ないだろ(端からその心積もりだった其れを確認取る様に食い下がられれば当然のことと語る言葉同様に表情は依然変わらぬ凛々しさを保ち、断るはずも無く確りとした肯定の言葉を送り。軽口の一つに拍手が送られるとは予想だにしていなかった、流石に驚きを含んだ色を目に浮かべれば込み上げてしまう笑い声を抑え込むべくカップへ口を付け、一息を付いてから「それは如何だろうか。俺とアリスは似ていると思う、__皆まで言わないが、俺たちの愛は人を寂しくさせると思うよ」自惚れを元に語るのは彼女と言う存在がメイドにまで平等な愛を与える博愛主義者だからこそ、己のように誰かを特別に扱うことが出来ないだろうと言う指摘。少しだけ頭を傾ければ悪戯を目元に含ませて目尻の辺りに皺を作りくしゃりと細ませ"違うか"とからかいを含ませた軽い口調で語尾を上げた一声を添え。慣れない環境下で落ち着きを持ち人を気遣う等、生半可な神経では出来た事ではない筈。カップ一杯の珈琲がもしかすると自分でも気づかぬうちに張り詰めているだろう彼女の不安や緊張の糸を解してくれることを願いつつ「俺が淹れて、アリスが一緒に飲んでくれるからだろうな。俺が淹れただけなら眠気を覚ますだけの効果しか無かった」届いた返事にくつりと小さく微笑んでから戻す軽口一つ、「折角だ、珈琲を飲めば部屋まで案内しよう。此処からアリスの部屋まではそう遠くないんだ」時折カップに口を付けつつこの後のスケジュールを伝え)
人魚:秘密事、って特別な感じがしてドキドキする(囁くように伝えられた言葉の内の単語一つ、秘密と言うその言葉が特別感を煽ると途端嬉しさと同等の気恥ずかしさが生まれてその囁きに頷いてから同調するように言葉を真似つつ感想を伝えて。目の前の落ち着きのないジャンキーが己の事を説明するのを聞けば途中でその口を塞ぐように己の手の平をハンプテイの口に宛がって、半ば強制的に黙らせてから「ソヨンちゃんに変に思われたらどうするの、__今日は俺のお姫様にこのシーズン限定のお菓子でオススメを見繕って」最初は遠慮のないハンプテイの言葉に対して咎める様な注意を一つ、次にはオススメに頭を悩ます彼へ選択肢を狭めるべく普段森のお菓子屋にて取扱いの無い品をと範囲を決めて)
ハンプティ:あッれえ、知らねぇの??水ン中にばァっか居るから常識知らずのバカ王子で有――もがもがッ(誰を示しているのかを尋ねる直球な彼女に対しゲラゲラと笑い声を纏いつつ遠慮のない答えを綴っていた途中で口を抑え込む様に力強く塞がれると、ただでさえギョロつく眼を更に大きく開き。少しの衝撃でも眼球がポロンと飛び出してしまいそうなほど大きく開けば漸く離れた手に安堵しハアハアと呼吸を数回、「俺はハンプティダンプティ、あッちのメリーと一緒に住んでンだ」人懐っこさを持ちながら人好きするような丁寧さを含む挨拶を愛ければそんな気品なんて欠片も持たない馴れ馴れしい雰囲気でわっしゃわっしゃと力加減も無く彼女の頭を撫で回し。オススメをと尋ねられれば困難に陥り、頭を抱えぐぬぐぬと唸る中で人魚より持ち掛けられた発言で「今の俺がオススメなのはこッれえ!」と結局は常のオススメでは無く今自分が食べたい物、と言う意味でフリーズドライのストロベリーをホワイトチョコで包んだチョコレートを示し答え)
トピック検索 |