フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
通報 |
リュカ:(気遣うな、と気にかける言葉を掛けてくれる彼こそが己にとっては心配だ。相手に習い、運んできた荷物を置いて自由になった手で、ピンと伸びた背筋の力を抜いてくれとばかりに軽くぽんと肩に触れて。「貴方こそ、どうか少しは力を抜いておくれ。アリスや性別など関係ない。私は貴方の力になれる事こそが幸せなのだから」ふわり、と口元を綻ばせ、心底役に立てる事がこの身の糧になるのだ、と、己を構成する上で覆せぬ根幹となる部分をちらりと覗かせ。初めて足を運ぶ厨房を物珍しそうに見やりながら、シンクや食器類が綺麗に磨かれ、整然とした室内の様子に"wonderful!"と感想を。「ブリティッシュパイ…話に聞くだけで美味しそうですね。是非その時は貴方の笑顔を見ながら食べたいものです」説明してくれる言葉だけでサクサク食感が伝わってくるようで、コクリと喉を動かし。嬉しいお誘いに顔を蕩けさせ「本当ですか?貴方の淹れてくれる珈琲を飲めるなんて、神様は私にご褒美を下さったのですね」軽く頭を下げ、お願いします、と応じ。珈琲のお供に何か作れれば良いが、ここのコックには未だ挨拶出来ておらず、神聖な彼の働く場に挨拶もなく入るのは失礼だ、と己を律して。その代わり今度彼に会うことが有ればお礼をしようと心中で決めて)
ソヨン:ひょっとしたら、今日会えるかもやね(何せその相手は遊園地に住んでいるのだから、と付け足し。この世界に来て未だ湖は行ったことのない場所、ピンと閃いたアイディアにニィと口角持ち上げ「今度みんなで湖にピクニックしに行きたいねんけどええ?勿論人魚ちゃんも参加してくれるやろ?」語尾には疑問符を一応付けてはいるものの、最早決定事項のように話を進めていき。イベントの景品の使い道に相手を引き合いに出されてはケラリと笑い、「えー、それはないわ。だって人魚ちゃんはそんなん使わんでもウチの相手してくれるやろ?」横から顔を覗き込むように見上げ、こんな時ばかりは純真な子供の眼差しで見つめ。当てずっぽうに述べた見解はどうやら正解だったらしい。"え!"と驚嘆するように目を見開きチラリと今は二足で立っている彼の足を見、次には顔を見上げて、を数度繰り返し。「ホンマに変わるのん?めっちゃ凄い!人魚ちゃんが教えてくれるなら、ウチも泳ぎが上達しそうやわ」すいすい、と手だけでクロールの動きをしてやる気だけは示して。添えられた一言にパッと顔を上げ、次には悪戯げに笑んで、ぐいっと彼の手を引っ張って有園地の中に駆け出し。「そんなん、はしゃがな損やで!先ずはお菓子見にいこー!」カラカラと元気よく笑いながら、彼も楽しめるように、と率先してはしゃいで見せ)
トピック検索 |