フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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__(偏食で過ごす生活に不便は無かった、時折ガーガーと煩いドードー鳥の注意を聞き流すことが厄介だと言う程度で他は困ることも悩むことも無かった。それでも、共に食事をとれば目の前で彼の喜ぶ顔が見れるだとか美味しいと共感する事が出来るだとか、それらが出来ないことは今までにない不便に思えて。ぐつぐつ、とそんな感情が生まれれば「そンかし、美味いもん沢山作れヨ」暗に己の食生活を見直すと腹を括った証拠である言葉をぼつり、と伝え。次々と注文したデザートが届けば先程までの少食は何処へやら、品を変えてと手は進み。そんな中で向けられた言葉を聞けば顔を向けてから「働きてぇっつうなら止めないし、働き先を探すの手伝ってやるケド、……別にお前一人養えないくらい甲斐性なしじゃねぇヨ」特に趣味がある訳でも無ければ金に困っている訳でも無く、無理強いをするつもりは無いが働くことで充実する事も有ると選択肢を作り「それに、俺が**ば次のフラミンゴはお前だろうし。__ドードー鳥の方が良かったかァ?」頭を捻ればからかいを付け足しつつ語り「名前を忘れりゃこの国の一人前、どっか空いた役職に自動的に入るだろーさ、……そういや、俺、綿菓子の名前知らねぇわ」肩を竦ませては雑な説明を行いつつ、途中ではたと思い出すように真っ直ぐと彼の姿を捉えながら口にして)
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