フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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えっ!ちゃうちゃう!めっちゃ大切な友達にピアス作ったるって約束しててん(まさかの彼氏発言にぽっと頬が赤みを帯びるが、片手を顔の前で横に振っては慌てて訂正を加える。何故そんな話になったのだ、と頬をぽりぽりと掻きつつ、苦い笑みを零し。更に追い討ちを掛けるように、兄の恋人の名前が出れば、飛び跳ねるように驚いてしまったのは仕方のないこと。滅相もない、と首を大きく全力で左右に振っては否定を行う。「ちょ、其れこそ笑えん冗談やわ!フラミンゴちゃんの恋人はうちのお兄の事であって、うちではないよ。あー、今の話がお兄の耳に入ったら一週間お菓子抜きにされてまうわ」恐ろしや恐ろしや、とふるふる震える身体を頻りに摩り。急な頼み事にも快く快諾してくれた彼にほっと胸を撫で下ろし、顔の前に持ち上げていた手を下ろしては肩の力も自然と抜けて。「あぁ、お兄が話してた帽子屋ちゃんの所の!そんで城に置いとった、あの綺麗な絵描いた三月兎ちゃんってお兄さんの事やってんな!」以前赴いた城内の廊下に飾られていた絵、確かドードー鳥が説明する際に彼の名を紹介していたはず。ぴん、と人差し指立て、”合うてる?”と問いかける様に首を傾げて。このクニでは自分もアリスである事はある程度説明を受け理解はしているも、やはり自己紹介されては返さないと罪悪感がムズムズと心の奥を占領する。「此処ではアリス、やけど一応イ・ソヨンって言います。呼び方は好きに呼んでもろてええよ。うちが名前言いたかっただけやから、気にせんとってな?」一言言葉を付け加えては、ひらひら手を宙で降って)
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