フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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なん、ふーちゃんソジュンとソヨンの事を気にし過ぎやない?(紡がれる己の家族を気にしてくれるセリフに有難いやら嬉しいやら、感謝の気持ちが湧くのは勿論のことであるも、2人が来てから何だかんだと彼の口から双子の話題が出る回数増えては嫉妬するなという方が無理なもの。行儀悪くもテーブルの上で頬杖をつき、これ見よがしに唇尖らせてはぶうたれて。この家に現在自分と彼だけしか居らぬから普段隠していた嫉妬心を垣間見せ。ジト目で見やりながらも、足は構って欲しさに指先でツンツンと彼の脛辺りを突き。遊園地のデザイン以外の仕事内容を知れるのは新鮮で、新たな彼の一面を発見するようで楽しく。ふんふん、と頷きながら話を聞きつつ、「全部ふーちゃんがデザインしたん?めっちゃ洒落てるんやろなァ。また見せて欲しいわァ」ワクワクと好奇心を声音に含ませ、それとなくおねだりを。まさかの外出先からの手土産に暫し、目をぱちくりと丸めているも、続く日傘の説明には”ほぇー、随分ええのんもろとんやねェ”と感心する風に一度首を縦に振る。彼からの折角の手土産なのだ、そう思えばフリルやパールといった小さな事は気になる対象に入らず。大丈夫、と言い掛けた言葉は後に告げられた誘い文句で見事喉奥へと引っ込む。本日一番と言っていいほど嬉しい言葉、嫌が応にもテンションは右肩上がり。ガバリと椅子から立ち上がり、両手の平をテーブルについて前のめりの姿勢で「帽子買いに行く!ふーちゃんが選んでくれんねやろ?今からごっつ楽しみやァ。どんな服着てこか悩むわァ」既に気持ちはいつか訪れるその日に飛んでおり。”いつ行こ?いつ行こ?”と幼い子供のように言を繰り返しては彼からの返答を期待込めて待ち)
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