フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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よし、ドラちゃんも味方につけたし上々やなァ。あとは今日の料理でもアピールせなねェ(可愛らしいポーズと応援の言葉に擽ったげに肩を揺らし、彼の真似をする様にガッツポーズを取っては意気込みを示し。其れには今日の料理を成功させる事が第一関門。自身が提案した料理に興味を表す相手に、ニィと両方の口角を持ち上げて。「色んなモン入れれんでェ。勿論肉も。一個一個が小さいから、ふーちゃんでも食べやすいか思うてんねん」親指と人差し指の間を少しばからはあけ、小さい、との言葉と共に大きさを表現。メニューが決まったところで、さて準備しようかと腰に手を当てた時、彼から届いた揶揄いの言葉。照れる様な臆面さはなく、むしろ嫉妬してくれたらどれ程嬉しいだろうか、と想像するしまつ。「そうやろかァ、ドラちゃんには悪いけどちょっと焼いてくれたら嬉しいわァ。そんで俺んもん発言来たら拍手モンやねェ」少しばかり意地の悪い笑い方をすると共に、パチパチと手を打ち鳴らし。最後にパンと高らかに音を立ててはお喋りはお終いとばかりに、キッチンの上へ材料を用意し出す。予めこの一品だけはテーブルに出す予定であった為、冷蔵庫にら冷やしておいていたスープゼリーが保管されており。ボールの中に強力粉や調味料、お湯を入れよく捏ねて。「取り敢えず皮作るさかい、その間にドラちゃんは豚ばら肉とかネギ切ってもろても構わんやろかァ?」並べられた豚ばら肉、ネギ、干し椎茸や玉ねぎを横目でチラリと見遣っては、料理が得意な彼へみじん切りにしてもらえるよう頼み。皮が纏まれば常温で暫く寝かせ、準備が整っては一つ一つ良い大きさに分け、線棒で丸く伸ばしていき)
ドラちゃん、中に入れる具の方は準備オッケーかァ?
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