フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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―――、(色取り取りのスイーツを数多く持って来た二人を向かえるとカゴの中を覗き込んでから片手を自身の顎元に添えてにっこりと笑みを浮かべ、「これは良い。スコーンは大好きなんだ」籠の中に己の好きな菓子が混ざっているのに気が付くと眉を少しだけ上げて、偶然にも己にとっての好物が混ざっていることを喜ぶように小さく笑い声を零し。それを会計に持っていけばレジの前に立ち、従業員に"とても沢山ですね"と他愛の無い会話のように伝えられると「今夜はウチの子たちが特別に頑張ったんでね、そのご褒美なんだ。ああ!そうそう、バルーンの綿菓子を一つずつ、一緒に頼む」最初はついつい、と親ばかにも似た感情で自慢をするようにこれからの事を話して、忘れていたと肩を上げてから綿菓子の実演販売の注文も行って、「ソヨン、ソジュン、店の前で待ってて貰えるか」に。と口元に弧を描けあピンと伸ばした人差し指で出入り口の方向を示して、支払いを行う姿とは出来る限り見せたい物じゃないと言う思いのまま、風船を渡される姿を見届けてから頼む様に声を掛け。暫くしてから会計や袋詰めを終えるとそれらを持ちつつ戻って来て「__お待たせ、いい子たち。さあ!戻ろうか」扉を開くのに合わせて待たせていた二人へ声を掛け、両手に沢山のそれを二人へちゃんと見せて目配せをして、夕暮れにさしかかる茜色の森の道を影を伸ばして歩きはじめて)
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