フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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(自身の登場により傍まで寄って来た二人を順番に瞳に映してから髪を披露するソジュンにヒュウと口笛を鳴らしてから「とても素敵じゃないか!ソヨン、お前もだ」女王の元へ案内することを事前に伝えていたからか普段よりも確りと纏めているその様子に賛辞の言葉を送り、ソヨンより褒めるような言葉を自身も受けると表情を緩める為目尻の皴を刻み。二人の眼が己の事を捉えるとその瞳が何を語るのか、それを察することが出来ると二人の事を包み込む様に抱きしめて先ずはソヨンの頬へ、続いてはソジュンの頬へ、順に口付けを。「なーんてイイコなんだ!二人とも俺の自慢だ!ああ!本当に誇らしい、君ら二人の優しさは女王陛下に確り届く筈だ」文字通り誇らしいと言う様子で口角を持ち上げつつ今一度腕に力を込めてぎゅうと抱きしめ、その腕を離してから「さぁ行こう!――テファン!フラミンゴ!行ってくるぞ」最初は二人へ、次は朝の支度をしている彼と未だ布団の中にいる彼へ言葉を残し。賑やかなミュージックを鳴らす遊園地を抜ければ時々悪戯をする森の中を進み「今度フラミンゴがお気に入りのスイーツショップへ案内しよう。テファンも以前喜んでいたそうだ」時折クルリクルリとステッキを回しながら道中の話を続け、「嗚呼、そうだ。森を歩くときは誰かに付いて来て貰わなきゃ駄目だぞ。木々は悪戯に道を変えるから可愛いお前たちを隠してしまうかもしれない」ちらり、と二人の事を視線に映して肩を竦ませては"困る"と言うのを表現する為瞳を細め頭を揺らし、「そんな事になってはテファンもフラミンゴも悲しんでしまうよ。勿論、俺だって寂しくて堪らないさ」森での過ごし方を大袈裟な言葉で冗句交じりで注意を行い、森を抜ければ初めて二人を見つけただろう庭園に。風が吹かずとも鼻の奥に留まる強い薔薇の香りをスーと肺に溜め込んでから「この庭園もそうなのだ。綺麗なのだが、すこぅし意地悪でね。__こら、ウチの可愛いアリスをいじめないでくれよ」スルスルと目の前に伸びて来た蔦を止めて、その蔦を上半身を屈めて潜り「さぁ、ついた。ソヨン、ソジュン、此処が赤の城だ!」ニコニコと笑顔を浮かべつつ扉を開き支えたまま中へ入ることを促すように腕で示し)
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