小枝…あの人はどの部屋に?--そう、ありがとう。 (嵐の夜が明け、外はすっかり太陽が照り青空が澄み渡っている。目が覚めると着物を身にまとい、気になった少年の居場所を御目付け役に問うと案内されて部屋に入ると寝ている相手の顔が目に入り、ゆっくりと腰を下ろすと眠っている相手の顔をじっと見て) どうしてあんな天気の悪い中あんな所でボロボロになっていたのか…