主 2017-03-22 05:51:23 |
通報 |
( とくとくと早く脈打っていた心も僅かながら落ち着き始め、改めてじっと目の前の相手を見遣り。憂いを帯びた様な儚い印象と言えば良いのか、何処か神秘的な雰囲気を纏う青年は何一つ変わらず其処に居て。一つ、喋る狐の姿には驚きを隠せなかったものの、穏やかな気持ちが胸いっぱいに広がれば緩む頬を抑え切れず。実は少しだけ会えるのを期待してました、なんて柄にもない事を思ってみたり。
くりくりとした瞳の狐が喋る姿にも幾許か慣れたのか、納得した様に頷いては「 なんか、解る気がする…、私も最初会った時、随分寡黙な人だと思って…。 」と、幼い頃の事を徐々に思い出してはくすくすと堪え切れなかった笑みを零し。その後に告げられた言葉にきゅう、と胸が詰まる様な感覚に胸元を抑えて視線を落とす。深く考えず幼心に蔑ろにしてしまった、そんな自分を戒める様に瞳揺らせば、頬を啄かれる感覚がして。綺麗な細く長い指は"狐"の形をしており、それで頬を啄いたのだと解ると、「 っ──私もっ…!その…、また貴方に会えて嬉しいです…。 」と。口元の不思議な面により表情は分からないが、細められた瞳に恥ずかしそうに告げ。 )
(/いやいや、置きレスはお気になさらず…!のんびりお待ちしております故、安心して(?)リアルを優先して頂ければ…!各なる私も超置きレスですので!…なかなか語彙力がない分文が纏まらず…。)
トピック検索 |