匿名 2017-03-14 13:47:49 |
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(戦う、だなんて偉そうなことを言ったものの自分はどうすればいいのだろうかと目の前に立つ彼の背中を見つめ。戦うにしても武器など何も持ち合わせておらず、唯一の戦う手段もあの男の目の前では無意味であることは横腹の傷が証明している。そもそもこの傷のせいで動きは鈍くなってしまっている。思えば、とんだお荷物になっていることに気づいて。しかし、そんな後ろ向き思考で終わる自分ではない。取り敢えずサポートを出来るだけしようと内心で決めかけて――、ざわり、と目の前の彼の纏う空気が一瞬にして変わる。後ろに立っている自分でも思わず臆してしまうような、そんな圧力があった。空気が鋭く切れる音がし、一瞬にして彼の姿が消え、気づけば彼の姿は男のわずか目前。あの間にどうやって移動したのだろうか、驚きで痺れた頭では到底深く考えることなんて叶わず。彼の手に光る黒い爪のようなもの、それが男の体を掻き切ったかと思えば空気中に飛び散るは血。大量に吹き出した後、男は先ほどの自分のように地面に伏せてしまう。目の前げ起こった光景は、自分が思い描いていた戦闘とは程遠かった。それは、いわば一方的な攻撃、狩り。つんと鼻をつつく血液特有の香りにわずかに顔を歪めさせるがひとつ深呼吸することで落ち着くことには成功して。男が倒れ伏せている向こう側に立つ彼に近づき、「スピーリーアッシュ、…ってクロのこと?…クロは、この男のこと知ってるの?」ちらりと、背後の男の姿を目の中に収めつつ質問を投げかけ。)
(/ うーん…私が思い描いていた流れと少し違ったので、ちょっと訂正させてください。私が考えていた今後の流れ、っていうのはですね。原作通り…例えば椿との初対面や、御園たちのこと等沿って進めるけれど、流石にやり取りでやるには大変なので、必要なところだけをやるっていうものでした。飛ばす部分は、実際にはやらないけれど既にあったこととして扱う、って感じに思ってて…、唯が目覚めたあとのことも、やり取りは実際にはせず、原作でC3に捕まる部分までその間の出来事(椿や御園たち、鉄たちの出会いのエピソード)を飛ばす、みたいに考えてました。飛ばすと言ってもやりとりはしないだけでちゃんと出来事としては起きていて…、みたいな。説明下手で済みません…!これで伝わって下さればいいのですが…。
いいですねー、夜桜!ロマンチックで好きですよー。これに誘うのがクロとかでも楽しいかも知れないです。)
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