(銀之丞) 2017-03-11 19:08:45 |
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──綺麗だ。
(仄暗い場所でもはっきりと解るその白磁の様に白い肌に魅入りながらも床への誘導を終えて手を離す。先程よりも明るい場所で改めて見た彼女は白磁に映える朱の唇、黒々とした艶髪、何処を取っても息を飲むその美しさにぽろりと本心が零れ出て。そんな事は初めてで自身に驚くと、くすと小さく笑って「…君にとっては聞き飽きた言葉だろうね、唐紅。……少しばかり名が長いね、紅と呼ぼうか。」そう提案をしては続けて「俺が相手の時は楽にしてくれて構わないよ、人気者は引っ張りだこで疲れるだろう…何なら眠っていても構わないよ。」抱きに来たのが目的では無い事を証明するように少し距離を置いた所で胡座を掻き、細筆を手にすると画板に敷いた紙に向かい)
(/少々遅れてしまい申し訳ありません!)
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