通りすがりさん 2017-03-08 21:15:36 |
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っ、此処は…?
(寒さが未だ続く深夜に倒れていたものの何故か肌に暖かさを感じれば意識を失ってから数時間後やっと目が覚めるがそこは冷々したコンクリートの地面ではなく、ふかふかなソファの上に居て怪しいと思ったのか直ぐ様飛び起き辺りを見渡してみると見知らぬ場所だと分かり小さな声で呟く様に上記。鼻を効かせると人間の匂いが充満していた為か人間の家だと判断してみると同時に俯いてみては、“私を助けてくれたのか?”等と親身な思考や“倒れている時はどんな姿か定かではない。もしや…バレたのか?”等と不安な思考も混ざりゴチャゴチャした考えが頭を過ぎ去ってしまう。例え妖怪だとバレていなくてもバレてしまった途端何をされるか分からなく警戒する状態が続くのが耐えられないので「ここを出なくては」と判断した小さな言葉が一つ漏れると同時に顔を上げた瞬間己の目に入ったのは台所で食事の支度をしている人間の後ろ姿、恐怖心と共に焦りや緊張が全身を走り術を使おうなんてしたもののそれは薄まっており咄嗟にバレないよう逃げようとしてみるだけで。)
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