【GL】青春？女子高生物語

>西崎さん
あら、西崎さん。ごきげんよう。
(名を呼ばれ振り返れば、そこには生徒会長の姿が。意外な人物の登場だが何故かしっくりくるのは自身の生来の観察眼からか。「実は皆さんとお弁当にしようと思っていたのですが…西崎さんもご一緒にどうです？」腕に抱えていた人気の限定パンを一つ掲げて見せ)

>骨川さん
ふふふ、そんなにスゴまなくてもちゃんと人数分ありますわよ？確か…骨川さん、だったかしら？
(金髪のいかにもヤンキーです。というような相手に特に臆することなく一つパンを差し出し。ようやく人が来てくれたと朗らかな微笑みを浮かべて。あらかじめ敷いておいた敷物の上に腰掛けるとチョイチョイと相手を手招きして)

>佳奈さん
あら、佳奈さん。ごきげんよう。これから皆さんとお弁当にしようと思っていたのですが、どうやらまだ集まっていないらしくて…
(聞き覚えのある元気の良い声に、嬉しそうな笑顔を浮かべて。おそらく彼女の姉を探しに来たのだろう。流石と言うべきか、俗に不良やヤンキーと呼ばれる人物たちの行動パターンをよく心得ている。しかし折角来てくれたのだからと「佳奈さんも、よろしければお一ついかが？」とパンを一つ差し出して)

>神野さん
あら、神野さん。ごきげんよう、ようやくいらっしゃいましたね。
(屋上は本来立ち入りの禁止されているこの場所で、気軽な付き合いがしたいとわざわざ合鍵まで作って訪れ。案の定金髪の集団にタカられるのだが、タカられているとも思っていないのか、ほわほわした笑顔で屋上に現れた相手に小さく手を振り)