とある登場人物 2017-02-26 05:27:36 |
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―導入
なんてことのない、至って普通の、おとぎの国の一日だった。
赤ずきんはお婆さんの御見舞いに出かけ、シンデレラは埃まみれになって家の掃除をし、妃は今日も鏡に向かって問いを繰り返していた。
なんてことはない、それが彼らに与えられたシナリオだったのだから。
しかしどういうわけか彼らは気が付いてしまった。
”物語が終焉を迎えれば、自分達の世界はそこで止まってしまうのだ”と。
これは『物語』にとって致命的なエラーであった。
彼らは今までシナリオに従うことに何の疑問も抱いていなかったのに。
このエラーがきっかけで、おとぎの国の住人達は二つの派閥に分かれてしまった。
一つは『ヴィラン』
”ハッピーエンドのその先に進むことも無く全てが止まってしまうくらいならば、『物語』が終わる前に死んでしまった方が幸せだ”
そんな考えを抱いた登場人物達の派閥である。
彼らは、彼らの意見に賛同しない登場人物達を無理やりにでも殺めてしまうつもりなのだろう。
それに対するのが『ヒーロー』
”たとえその先にあるものが真の幸福ではないとしても、『物語』を通して受け手に夢を届けるのが我ら登場人物の役目なのだ”
そんな考えを抱いた登場人物達の派閥である。
彼らは、このエラーに対処するため『物語』が生み出した『ストーリーテラー』を筆頭に、『ヴィラン』への抵抗を続けている。
そしてそこにとあるイレギュラーを加え、全ては幕を開けた。
――これは、本棚の中でひっそり始まった、小さな戦争の記録である。
※トピ主の趣味により、厳密には童話ではない作品も一部世界観に含まれています。
―世界観
・あらゆるおとぎ話の世界が混じりあったカオス。
森の中には魔女のお菓子の家があったり狼が住んでいたリ。海にはフック船長の船があったり人魚の国があったり。
・登場人物達はエラーが起きたことで自分達が物語の登場人物であると自覚し、先の展開の全てを把握している。
同時に、エラー以前の定められた恋愛関係や敵対関係による愛情、憎悪からは解放されている。
・人ではない登場人物は原則擬人化です。多少の異形表現は大っ歓迎ですが!(
―ルール
・荒らし、誹謗中傷お断り。
・背後様同士の喧嘩は禁止です。
・恋愛は3Lあり。
・戦闘におけるチート行為はとあるキャラを除いて厳禁。
・キャラを殺す場合は相手の背後様と要相談。
・ロルの形式は内容が伝われば自由。但し最低20字は必須。
・ドッペル有り。
ドッペルにより不都合が起きそうな場合はご自身で判断し、一度他の絡みを切る等の対処をお願いします。
・Keep期限はトピ主の把握から24時間。
・キャラ被りは選定式とします。
・キャラリセは不定期。
例外として、登録直後三日間音沙汰がなければキャラリセ確定。
・ルール違反、世界観にそぐわない等の理由でキャラPFの書き直しをお願い、最悪参加をお断りさせていただくこともあります。
・質問等はお気軽にどうぞ。
―募集枠 ※今後追加予定あり
『ヒーロー』
概ねは最初の導入で述べた通り。
追記事項として、ヒーローは出来得る限りイレギュラー達を守りぬくことを望んでいる。
・猟師 作品『赤ずきん』 男
・狼 作品『赤ずきん』 男
・ピーターパン 作品『ピーターパン』 男
・白雪姫 作品『白雪姫』 女
・妃 作品『白雪姫』 女
『ヴィラン』
概ねは最初の導入で述べた通り。
追記事項として、ヴィランは自分達のような不遇な存在を生み出す、或いは何も知らずに物語を楽しむイレギュラー達を憎んでいる。
・赤ずきん 作品『赤ずきん』 女
・フック船長 作品『ピーターパン』 男
・鏡 作品『白雪姫』 男
・シンデレラ 作品『シンデレラ』 女
・王子 作品『シンデレラ』 男
『ストーリーテラー』
エラーを治めるために物語そのものによって生み出されたご都合主義の存在である為、公式チートキャラ。
とは言え物語のシナリオ通りで無い登場人物の死や負傷は物語の本意では無い為、
如何なる場合でもストーリーテラーは登場人物を攻撃してはいけないというのが暗黙のルールである。
また、登場人物をシナリオに従わせる強制力が物語から失われていることもあり、
その物語から生み出されたストーリーテラーも精神面に作用する力は使えない。
力技ではなく言論での説得が必要不可欠。
また、私情を挟むと物語にとっては都合が悪い為、感情をあまり表に出さない冷静なキャラが好ましい。
・男女一人ずつ募集
『イレギュラー』
エラーによって生じたおとぎの国の歪み、そしてヴィランの強い憎悪等によって生じた狭間より引きずり込まれた現実世界の人間。
何らかの形で童話に深い関係を持つ人間たちが集まっている。
彼らの体は現実世界ではこんこんと眠り続けている。
・童話作家 20歳以上 男
無名の童話作家。彼の作品の登場人物はまだおとぎの国の住人になってはいないが、執筆に向ける熱意はおとぎの国への鍵となったようだ。
・少女 5~10歳 女
童話が大好きな女の子。いつも肩から提げたカバンの中に絵本を持ち歩いている。
・本屋 30歳以上 男
個人でこじんまりとした本屋を営む男性。絵本を中心に取り扱っており、時折手作りの紙芝居等も作っては幼い客を喜ばせていたとか。
・学者 25歳以上 女
言語、文化等の分野に強く、中でも特に民話や童話に関する研究を進める学者。幼い頃から好んで童話に触れていた様だ。
―PF(説明)
役職:募集枠から選択
名前:原作で決まっていなければ想像で。イレギュラーは和名洋名問わず。
性別:募集の通り
年齢:登場人物は想像で。人外ならば見た目でも可。
性格:ある程度は原作のイメージからかけ離れていても可。
容姿:童話をモチーフとした既存の作品に引っ張られず、好きな発想でどうぞ。
武器:一つまで。二丁拳銃等は一つとカウント。魔女系統のキャラの場合魔法は何種類使えても構わないが、戦闘で使える魔法は一つのみとし、それをここに記入。
備考:一人称等なにかあれば。
―PF(コピペ用)
役職:
名前:
性別:
年齢:
性格:
容姿:
武器:
備考:
(/以上でレス禁解除です。トピ主は暫く様子を見、参加、keep状況によって貰う役を判断しようと思います。
それでは、トピ主はこの後一旦睡眠をとるので暫く対応が遅れますが、keep等お待ちしております!)
(/ルールに記入し忘れていましたが、参加は無理のないペースで大丈夫です! 私も時期によっては返信が二、三日に一度とかになると思います)
役職:イレギュラー 本屋
名前:岑 準 みね じゅん
性別:牡
年齢:36歳
性格:物心ついた頃から物静か.寡黙で誠意のある行動を常日頃から行っている。あまり手を下す事も無い。 手先の器用さが自慢でポイント。運動神経は良く、運動する事も好きだが滅多に激しい運動はしない。時々近くの道を散歩している。動物や生き物を大切に扱っている。それなりに身の回りの整理整頓も心掛けてある。
容姿:真っ黒な頭髪の持ち主で何もしなくてもある程度は整っている髪。瞳は太陽に照らされると数倍は薄茶に見える色素。身長は178cm。はっきりとしている顔立ちで高いところと低いところの箇所がハッキリとしていて浮かんでいる。真っ黒の手袋は作業用で、身につける物もその日によって常に違う。武器は持ち歩いてある。
武器:小型の拳銃。
備考:一人称 俺 二人称 は無し。 1人で立ち上げている本屋の店員を行っており。その店に集う子供や大人を手作りの紙芝居を持っておもてなしをしている。肌は暗がりだとよく分からないがぼてっとしたところがある。項にホクロ。優しい人や自分と似ている人に興味を持つ傾向。声が高音ボイスで、紙芝居では低音ボイス。
(/確認お願いします・・・!)
「あらぁ…貴方も血と泥にまみれて踊ってみる?」
役職: ヴィラン
名前: シンデレラ
性別: 女
年齢: 20
性格: 残忍/快楽主義者/常に微笑んでいるがその笑みは歪んだものである
容姿: ライトスチールブルーの巻き髪を鎖骨まで伸ばし、右の頭頂部から左の耳の後ろまで編み込みを作っている。元々の瞳はアクアマリンの色をしていたがヴィランへと変化した際に左目だけがルビーの如く赤く変化。その為左目だけを舞踏用の仮面で覆っている
出るところは出ている平均体系。身に纏うプリンセスラインのドレスは足首が見える丈で、たっぷりあしらわれたフリルも含めて全てが黒。身長は162㎝程度
武器: <影繰り(カゲグリ)>自分の体から発せられる無数の影の手を操り様々な事が出来る。光のある場所でも使用出来るが、一斉に出現させられる手は左右合わせて6本まで
(/備考の代わりに台詞例を載せてみました。審査よろしくお願い致します)
>15様
(/紳士で素敵な本屋さんをありがとうございます! 不備は見当たりませんので参加どうぞ!)
>16様
(/keep了解しました、イレギュラーの少女は既に希望者が一名出ている為選定式になりますがよろしいでしょうか? よろしければ明日の23時30分までに提出をお願いします)
>17様
(/型に捕らわれない素敵なシンデレラをありがとうございます! 不備は見当たりませんので参加どうぞ!)
>ALL
(/ヴィラン勢力の希望者が多く見受けられましたので、主はヒーロー派閥から狼をいただきたいと思います)
役職: 『イレギュラー』_ 少女
名前: クローディア・ダンテック
性別: 女
年齢: 8歳
性格: 喜怒哀楽がハッキリとしており、感情がストレートに現れるので表情豊か。自分に気持ちを抑えたりはしないのコロコロと変わっていく。また、頭で考えて発言するよりも思った事を素直に言うなど年相応の性格。好奇心と探求心が旺盛で気になった事に関しては恐れず実行する。その姿は無邪気且つ勇敢と取れる一方、自分で念入りに計画をする事が苦手という部分もあるので無防備とも取れる少々危なっかしい一面を持つ。誰にでも気軽に接していく人見知りをしない子。
容姿: 肩よりも下に伸びた艶やかな亜麻色の髪はふんわりと波打ち、前髪は長さも厚みも平均点。ぱっちりとした二重瞼の瞳はガラス玉を連想させる透明な深縹色。まだまだあどけない顔立ちに、透き通るように白い肌を纏う華奢な体型は未成熟である事を表す。身長はおよそ128cm。くびれまで覆い隠すフードの付いた黒いケープの下には茜色の長袖のフレアワンピースを着用。スカートの裾には黒いボア生地で縁取られており、丈は膝辺り。焦げ茶色いショートブーツを履いている。
武器: 無し
備考:一人称「私」
今でも十分、幼い年頃だが今よりもずっと前から母親に様々な絵本を読み聞かせしてもらい、根っから本が好きだという事も影響したらしく自分にとって絵本は心を引きつけて離さない物と化している。淡い水色の少し大きめな肩からカバンを提げていて、その中に大好きな絵本が数冊ほど入っている。身体は現実世界に、精神はおとぎの国にいるが本人にその自覚は未だ無い。夢を見ている時のような明瞭でもあり、不明瞭でもある意識と感覚を味わっている。
(/>9の者です。プロフィールが出来上がったので確認の方をお願いいたします)
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