小林賢也 2017-02-14 21:32:26 |
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ケンヤ!(慌ててアジトの扉を開き既に待機している相手の姿を見付けてはゆっくり息を整えつつへらり申し訳なさ気に笑みを浮かべて)
ごめん...遅れた。俺も一緒にいい?
(/唐突に絡んでしまってすみません、藤沼悟で参加希望です!)
遅いぞ、悟。
ああ、隣おいでよ
(息を切らして来た相手を見ては少し微笑み己が座っている隣を軽く手で叩きながら/遅れてごめんなさい!悟かしこまりました♪)
はは..ちょっと用意するのが遅かった。ケンヤは珍しく一番乗りだな。
ん、お邪魔します(相手が迎えてくれた場所へぽふり腰を下ろし冷えた身体を暖めるべく既に火の付いたストーブへと手を翳せばほ、と息を吐いて)ケンヤのお陰で温かい。
(/いえいえ!許可ありがとうございます、似非ではありますが宜しくお願いします!)
確かに少し早く来すぎたな、本当はさヒロミ達も誘ったんだけど八代先生に呼び出されて俺だけ先に来たんだ、だから今は俺と悟2人だけってわけ。
(広美達がこの場にいない理由を相手に告げれば外の寒さで赤くしもやけになってしまっている相手の手を己の両手で包み込み)
手しもやけになってるじゃないか、手袋して来なかったのかよ?
(/私も上手く出来るか不安なので大丈夫ですよ!まだアニメしか見てないので(汗)こちらこそ宜しくお願いします!)
八代、先生に?ふーん...何だろう、忘れ物か何かかな。まあでも皆一緒なら心配ないか。
(不思議そうに首傾げるも広美一人だけでは無いことに軽く安堵しつつ両手から伝わる仄かな温もりに数度瞳瞬かせては照れ臭気に笑みを溢し、その温かい心地好さに甘えるよう包み込む手ぎゅっと握り返しながら)
実は今朝ちょっと寝坊して、バタバタしたせいか手袋家に置き忘れちゃったみたいでさ。今日一日は我慢しようと思ってたんだけど、やっぱり寒さには勝てないっていうか。
──だからケンヤの手、温かくて気持ち良い。俺今ケンヤの体温吸い取ってないかな...何て。
(/主様の賢也君、本物みたいでとても素敵です!私は逆にアニメをまだ見ていなくて...いずれ見たいなと思っているのですが..笑 はい!それでは背後はお先に失礼させて頂きますね...!)
悟が寝坊なんて珍しいな、ワンダーガイの漫画でも読んで夜更かししたとか?今朝慌てて教室に入って来たもんな。
(今朝の出来事を思い出しては相手が遅れた原因を予測し己も同い年ではあるが相手の子供らしい部分や己の手を握り返してきた小さな手を愛らしく思い)
お前になら俺の体温吸い取られたとしてもいいよ、寧ろ身体も冷えきってそうだし抱き締めてやろうか?
(己よりも遅れてきた相手の身体が心配であると同時に照れている顔に少しの悪戯心が芽生え相手の頭を撫でながら冗談交じりの怪しい笑みを浮かべ)
え、何で分かったの?もしかして隈出来てた?
(相変わらずの鋭さに一瞬どきりとするも寝不足が表情に出ていたかと慌てて窓に映る自分の顔を確認して)
はは...そんな事言って、後で文句は受け付けないからな。なっ...抱き締め...?!いや、確かに冷えきってはいるけどそれは...ほら、ヒロミ達が来たら色々誤解されそうだし...、って。今そういう冗談言うなよ、馬鹿。
(大人しく撫で受けつつ相手の子供らしからぬ大胆な言葉に思わず一瞬固まり次第に頬が熱くなるのを感じればそれを誤魔化すよう狼狽えながらも辿々しく言葉を紡いで、と同時に視界に映った相手の表情から揶揄われているのだと気付けば顔の熱は更に上気し堪らず相手の胸ぽすり、と軽く殴って)
ん?悟は遅刻とかギリギリで学校に来るようなこと滅多にないだろ。夜更かしの原因で思いつくのはゲームとかだけど悟はファミコン持ってないし小説もそんなに読まない。んで後残ってるのは漫画くらいだと思ってさ。
(日頃から相手の行動を観察しているため大体のことは把握していたが上記の発した言葉によってストーカーなどと思われてないか我ながら不安になりつつ)
誤解って例えば?俺はカズと修が抱き合っててもじゃれ合ってると思うだけで変とか思わないよ。悟は違うのか?
(同性同士ましてや男同士で抱き合っているところを広美達が見れば多少誤解はするだろうと己自身、理解はしていたがあえて口には出さずに弱々しく胸を殴ってきた相手の手を再び握り返し)
なるほど...本当凄ェなケンヤって、探偵みたい。(相手の不安とは裏腹に以前から見せるずば抜けた推理力に感心したように数度頷けば思っていた事がそのまま声に出て)
俺は───...いや、確かにそうかも。ケンヤの言う通りだ。ちょっと大袈裟に考えすぎてたっていうか...ごめん、勝手に勘違いしてた。忘れて。
(思えばこの歳で抱き合うのは幾ら男とはいえ端から見ても微笑ましく映るだけであり、目の前の純粋な少年の言葉ではっと我に返れば勝手に飛躍した考えを抱いてしまった自分に対しての羞恥と相手への申し訳なさに小さく苦笑い浮かべて。自分の考えた事を口に出せる筈も無く、これ以上言及されぬようにと握り返された小さな手をそっとほどきつつランドセルに入れてあったポテチを取り出しては仕切り直しと言うようにばり、と封を開けて相手の方へと手渡し)
...ケンヤ、お腹空いてない?実はこれ今日アジトで食べようと思って持ってきてたんだけど、はい。良かったら食べてよ。
そ、そんな褒めるなよ…対したことじゃないさ。探偵といえば面白い本があるんだ、今度貸すからさ読んでみてよ。
(まさか褒められるなど想像していなかったので少し照れてつつ以前読んだ探偵物の小説を思い出しては相手にも読んで欲しくなり)
…いや、そういうつもりで言ったんじゃ…
(困ってしまった相手の顔を見るなり少々苛めすぎたと心の中で自分を叱りつけると同時にあの時有無を言わさずに相手のことを抱き締めていたならと良くない妄想してしまい妄想を消し去るように首を左右に降ればこれ以上素直で優しい相手のことを苛めるのはもうやめようと決心し再び場を仕切り直してくれた相手に合わせることにして)
へぇ。ランドセルに隠し持って来るなんて、やるな悟。
丁度お腹すいてたし有難く貰うよ。広美達にも残して置いてやらないとな。俺もさアジトに来る前に飲み物買って来たんだ。
(渡されたお菓子を見れば一言お礼を告げ食べれば己もアジトへ来る前に近くのコンビニで皆分の飲み物を買ったことを思い出し目の前のテーブル上に置いてある袋から温かいお茶を出せば「はい、これ」と相手に差し出して)
そうかな、俺ケンヤのそういう所本当尊敬してる。へぇ...ケンヤのお勧めってなると気になるかも。是非読ませてよ。
(珍しく照れている相手の様子にふと笑み浮かべ思っていることを素直に述べつつ嬉しそうに頷き返して)
──...?(相手の様子を不思議そうに見詰めつつ先程発した自分の言葉に対し今更ながら沸々と後悔の念が湧き上がり。自分から仕切り直ししたにも関わらず蒸し返すような事をして良いものかと暫し考え込むも堪えきれず多少の気まずさと恥ずかしさに視線を外しながらぽつりぽつりと徐に言葉を零し)───あの、さ。じゃれ合いなら暖めてくれんの?
八代先生鋭いから、隠すの案外大変だったんだ。 ん、そうだな。ありがとう、凄ェ温まる...ってケンヤもしかしてそれ人数分?重くなかった?
(差し出されたお茶を受け取り未だ温かさの残るそれにほくほくした表情浮かべるも飲み物が数本入った袋を視界に捉えては軽く目見開き心配げに相手へ問い掛け)
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