ああ、本来は御前に持ってきたものだ。構わないさ。 ( 既に己も数個食してしまったものの投げられた問いにはすんなりと頷き。チョコと共に持ってきたきり放置状態となっていた湯呑みに手を伸ばしては、未だ仄かに温かさの残る茶を一口。湯呑み持ったままに両手膝上で落ち着かせると、ゆったりと十分な間を置いた後に「それに、俺にはまだお返しがあるようだからなぁ」と悪戯っぽく口許弧を描かせて )