赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>帽子屋
ッと……。狡いな。そんな事を言って躱されるとより一層追いかけたくなる。
(手を引かれバランスを崩しかけた体を支えるように無意識に相手の腕へもう片方の手を添えてから、額への僅かな感触を撫ぜて口元を歪め。一歩離れたと思ったらまた近付く曖昧な距離感にもどかしさを感じ。繋がれたままの手を見れば気分を持ち直し、相手の顔を覗き込んで揶揄う様な言葉を述べ。「そうかな。そう感じるのは、あなたが親切で気のいい人だからだろう。アチラでは、私のこの口調を快く思わない人だって居るんだ」意識して何かしている訳では無かったのでふいを突かれた様に目を瞬かせてから、クスリと笑って首を振り。「あなたにそう言って貰えたら期待せざるを得ないな。本当だったら手土産の一つでも用意出来れば良かったけど……次の機会に、と約束を取り付ける口実にしてもいいだろうか」明るい声はこれから始まる茶会が同じくらい溌剌としたものになる事を表すようで、だからこそ手ぶらである事が申し訳なくなり。けれど、それをも次のチャンスへと変えるべく、矢張り冗談のような軽口を叩き)
>ヴィオレッタ
貴女の世界に干渉してしまうことをどうか許して欲しい。
どうか、次には貴女がこの世界で素晴らしい時を過ごせるよう祈っているよ。
今回は、素敵な心遣いをありがとう。
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