216の匿名 2017-02-10 18:37:18 |
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( 自分の後ろを歩く相手はどのような表情をしているのかを考えながら 、下駄を響かせ歩く 。怯えているのか 、不安げなのか 、それともこの非日常的な風景を楽しんでいるのか 。そんな事を考えながら歩いていると 、住み慣れた家の前に何時もより早く着いた感覚がした 。一度立ち止まり後ろを振り向き 、初めてちゃんと確認できた相手は自分よりも数十cmも小さく華奢な身体 。興味と不安を合わせた表情は 、ゲゲゲハウスを見るなり興味へと変わっていった 。再度歩き出すと 、木で出来た階段を登り部屋へと入る 。「 父さーん 、居ますか 」 と辺りを見渡しては机の前に座り 、相手も座る事を勧める様に 「 どうぞ 」 とだけ告げて 。 )
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