216の匿名 2017-02-10 18:37:18 |
通報 |
( 相手を助ける 、この1つの思いだけを胸に只管走る 。夢中になって走ったせいか 、足は自然と行き慣れた妖怪横丁の入口へと辿り着いた 。ここまで来れば一旦安心出来るだろうと足を止めると 、今の状態をやっと理解したのか 、 相手の質問に答える前に 「 わっ 、ご … ごめん !」 と慌てて手を離しては頬を小さく掻いて 。足を庇う仕草に気が付くと 、無理して走らせてしまったお詫びに手当てをする目的と問われた質問に対する答え 、それに追われている理由を聞くため 「 … 、おいで 」 とだけ告げると妖怪横丁へと歩き出して 。 )
トピック検索 |