幼なじみ、(小中高一緒だったの、と続けると、まだ顔の火照りが治まらないのか、パタパタと手を仰いで。そっと彼の顔を見上げれば目の奥が冷たく鋭いような気がし。気のせいだろうか、と思いつつも何となく気になりながら帰り道を歩き。