眼帯 2017-01-30 14:20:23 |
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嗚呼!実はね───少しだけど僕の記憶が戻ったんだ。
( 自身の肩を叩きあの事について促されると、一度彼の顔を見て短い言葉を元気良く言えば再び両親の方に向き直り。いざ報告となると緊張するもので一回深呼吸をした後、嬉々とした声色で報告すれば案の定両親は目の前で驚いた様子を見せ。そして思い出した記憶を話し出すと、母親が近付いて来るなりそっと優しく抱き締め『本当に…本当に良かったわね。少しだけだけれど光忠の記憶が戻って私は嬉しいわ、勿論お父さんもよ』と涙混じりの声で呟かれては「…うん、僕の記憶が戻ったのも五条さんが傍で色んな話をしてくれたお陰なんだよ」とベッドの横にある椅子に座っている彼を見据えて微笑み )
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