眼帯 2017-01-30 14:20:23 |
通報 |
確かに退屈でいると気が滅入るしね。驚きかぁ、…ふふ、いい驚きをもたらしてくれそう。
( 彼の過去を知る由も無いが言い分は判るのでこくりと頷いて、" 驚き " と言う言葉にそれは一体どんなものなのか想像も出来ない。きっと自身にとって退屈しのぎになる上に楽しみも増えるため、くすりと笑みを零し密かに期待して。自分達の過去を懐かしむように語り出す彼を真剣な顔つきで見れば口を閉じて静かに聞き始め、家は近所で彼の両親は幼い頃から居ない事やたまに此方の家でお泊まり会をした事。そして、何より自分は彼を兄のように慕ってべったりだったなど判りやすく教えて貰えば「…へぇ、そんな事があったんだ。ふふ、幼い頃の僕は五条さんの事が好きだったんだね。…うーん、これだけじゃ思い出せないな」とどこか他人事のような発言をするが、これらを手掛かりに過去の記憶を取り戻そうと目を閉じるも矢張り無理なようで眉を下げ )
トピック検索 |