ああ、これからまた仲良くしようじゃないか。よろしく頼むぜ (手を握り返されると内心でほっと一つ息をついて。記憶のない彼と以前からの彼を知る自分、その差はあれどきっと以前のようにまた仲良くやっていけるだろうと思い微笑み。彼が退院するまでの間は毎日来てやってもいいだろうと思えば「そうだ、明日から毎日ここに来よう。遠慮はするな、退屈な日々ばかり過ごしているよりはマシさ」と提案を述べ)