電気少し付けとくね。 (背を向けて居ても彼が布団に入る時に聞こえる珍しい敬語に頭のみ頷かせじっとしてから三段階電気のリモコンを手に取りやや暗めにしてから何もしてない事を思い出し。体を彼の方に向けては「渉くん…おやすみなさい。──んっ」微かに照らす電球の光、双眸が慣れてきたのか彼の顔を見つめながら左頬に軽く口付けをして挨拶をし。 )