分かった、玉ねぎね。──…はい、これで良い?(調理を始めて早数分。玉ねぎの皮を剥き終わると、剥いた玉ねぎを手に取り見せて。相手の手裁きを真剣に見ては「本当、料理上手いね。いつお嫁に来ても良いくらいだ」冗談なのか本気なのか、その手慣れた仕草に感嘆の声漏らして口角上げて笑い。)