そっと指を触れさせた 空想世界は泡沫如く弾け飛ぶ 徒然なるままに 深海色の空を見上げ 空色の深海に視線を落とす 僕は生かされている だからこそ幾千幾億もの棘に 刺されようとも許してあげたい きっと刺した君も傷口が痛むから ―…棘の無いまま心花れ 枯れ落ちる命にどうか愛を。