(試作品) 空中電車の終電駅 カラカラ音をたてながら 私はそれに乗ったまま 帰ろうと動けない 海底の魚たちも はらはら泳ぎながら 悪戯顔で笑ってる 今はどこへ行くのか 知らないけれど そうやって 日々はすぎていくもんだって 貴方は言ってた 空に舞う 木の葉の 歌声 風に舞う 貴方の背中 私は私は 来年も思い出すだろう。