継 ( 主 ) 2017-01-26 00:25:05 |
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(/失礼いたします。先程投下したものは、やはり長すぎた、というかロルとして機能しなくなっているのでは…と思ったので、二重投稿のようになってしまい申し訳ないのですが、かなり短めに切ったものを再投下させてください。素敵なトピとスペース提供に感謝です!)
これでいい。これで出来る、はずですわ。
(そっと色白で細長い指を魔法陣に置き、ふぅと一息ついて、アメリーは何かをぶつぶつと唱え始める。黒い加工木材の上に赤いチョークのようなもので描かれた薄赤色の粉は仄かに蛍光色の光を放ちながら数ミリだけ宙に浮かび上がる。図書館にあった図鑑や魔法辞典を参考に何かそれっぽいものを見様見真似で作ってみたわけだが、此れは教科書に載っているような簡単な魔法ではないし、なにせアメリー自身がが専門外であると自称する炎系統の、「物質」ではなく「現象」である炎を操る創造タイプの複雑な発展魔法だ。無論、成功する確証はこれっぽっちも無く、もし何か確証があるとすればこの自作の魔法陣には何らかの欠点があるに違いないということであった。指先から溢れ出る魔力はは浮かび上がった粉に目に見えるように流れ込み、粉はやがて一本の光の線、つまり魔力の塊の様なものになって実体を失い、しばらくすると放熱し始める。そうしてじっくりと自らを離れた魔力を熱エネルギーに変えるべく、アメリーは目を深く閉じ、使ってない方の左拳を強く握り全神経を魔法陣のエネルギーに集中させて)
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