( てっきり抵抗されると思ったが、抵抗どころか此方の血が滾る様な声を上げる相手にこれ以上何もするなと云う方が無理な話で。然し此処はぐっと堪え接吻程度に留めておこう、と心に誓えば震える相手の背を優しく撫でるように手を何度か上下させ。その一方で相手の口内しか行き場の無い舌は、餌に飢える獣が如く、激しく貪欲に相手の舌と絡み合って。相手の体温を直に感じ、思わず吐息を漏らせば恍惚とした表情になり )