匿名さん 2017-01-13 00:17:18 |
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(/了解しました、これから宜しくお願いします…!!)
___…はッ、神…ねぇ
( 照明は作為的に落とされ、外はくすんだ藍色に染まり銀白色の雪が降ると或る夜、それは偶然なのか態となのかクリスマス・イヴで。 今迄人で満たされていた筈の神聖な教会の講堂は既に冷え込み、辺り一面は生暖かい鮮血が飛び散り染まってまるでそれが暖房器具かのようで。 凡そ最後の犠牲者と見られる人物はもう既に銃弾が頭を貫通し、そしてその遺体を跨ぐように立ち尽くす男は月夜に照らされながら不気味なシルエットを床に投影し。 鼻で笑いながら彼が呟いたその意味深な言葉と共に添えられたのは彼の右手に握られた" HOLY BIBLE "の金印が捺された分厚い本で、どこか哀愁を帯びた様な瞳でそれを見下すとにやりと片方だけ口角を上げてはぐにゃりと躊躇無く遺体の上を踏み歩き、講堂の演説台に上がるとその台そのものに壁を背にして脚を組んで座りぺらぺらとその" 分厚い本 "を読み始めては )
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