そこは安心しているよ。獅子王は手を抜くような子じゃないからねェ ( にっ、と笑いながら告げ、饅頭を鵺から取り出す獅子王に呆れるも、まじまじと饅頭を見つめて。美味しそうだと微笑み、脇に退けていた急須と湯飲みの乗った盆を己と獅子王の間に移動させ ) ほう、三日月からか。主の私には何もくれないと云うのは些か不満ではあるが…まあ美味しそうだし許そうかね。さ、お茶が入ったよ。