20359 2017-01-03 18:11:39 |
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(大声で返された答えに納得したように頷けば辺りを見回す貴方にならうようにぐるりと周囲に視線を走らせ。見たことのない木の葉は銀色の空からの光を受けて淡く光っているようだ。自分よりも混乱している人がいると何故か落ち着けるとはなかなかに的を得ているとちらり、視線をあなたへと一瞬向けそのまま逸らした。また面倒な事になったとつい癖になってしまった溜息を零す。家に帰ってからの予定はなんとなく頭の中で組み立てていた。それを崩されて、1度静まった苛立ちがまた湧き上がってきた頃。空気を凍らせるような殺気と只者ならぬ気配に瞬時に反応し剣に手をかける。それを追うように発せられた貴方の叫び声に「うるせぇ、騒ぐな。静かに出来ないのかお前は」と鋭く冷たい声で部下に言うように叱咤してはいつ襲われても対応できるようにと体勢を低くして)
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