梓野一松 2017-01-02 20:13:57 |
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>>チョロ松先生
……旨そうなの、いっぱい入ってたな。…それにしても「兄さん」、かあ………嬉しいけど寂しい気も、あるかも…。……あ。……あの、す、…すみません。…せ、精神科の先生はどこに居ますか。(ぺたぺた、からから。安っぽいサンダルの乾いた音と左手に繋いだ点滴具のキャスターがなめらかな廊下の床の上で回る音を立てながら歩を進めており、どうやら以前自分のことを懐き、兄さんと自分にとって一番のあこがれであるその敬称をくれた友達に食べさせてやりたくて売店へと甘い物を見に行ってきた帰りだったらしく、お菓子の栄養素とカロリー、原材料をメモしたノートを手に憧れてたんだよなあ。兄さん。格好良いなあ。…でも思い出しちゃうと僕が一葉に又甘えたくなっちゃうな。そう考えつつ先生の許可を取りに行こうとしていたところらしくふと視界に見えた医師と思しき彼にまさかその精神科どころか担当であるともつゆ知らずにおそるおそるそっと声をかけてみて)
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