おもちゃ箱の中【3L/人数制限/仄々】

＞ジューン
こんばんはジューン、お疲れ様です。今日はあの子もちょっと夜更かしさんでしたね。
（女の子の夕食の時間に遊びを一区切りした際、おもちゃ箱の上に置かれてそのままだったその身をゆっくりと起こし、月明かりの中、光をよく反射するジューンの服が動くのを見つけて。自分の位置からずっと見えていた女の子が延々と遊び続ける姿を思い返せば、おもちゃ箱から降りると近くまで歩いて挨拶の後にはねぎらいの言葉をかけて。）

＞all
ふぅ、ボクらのご主人さまはお出かけか。今日はしばらく帰ってこないみたいだし、どうしようかな。
（以前から予定していた、女の子が家族で友人宅へ遊びに行くのが今日であり。女の子は昨日、ジョナサンを連れていきたいと言ったところ、両親は「ジョナサンはいいぬいぐるみなんだから、あまり見せびらかしてはダメ。」と言い、せめて朝まではと昨晩は女の子に抱きかかえられながらベッドに入ったことを思い返して。まだ日の登りきらないうちから部屋まで聞こえてくる、遠ざかる車のエンジン音を聞きながら「連れていきたいと言ってくれたあの子と、高級なボクを見せびらかしてはダメと言ってくれたご両親、どっちがボクを大切にしてくれているんだろう…。」と呟き。）

（/これより参加させていただきます。皆様、新年からになりましたがよろしくお願いします。）