相変わらず都合の良い耳してんな、安心したわ。 (売り言葉に買い言葉といった様子で言い返しながら水を引ったくると、飲み干してから空のコップを相手に押し付けて。身体を起こしたままだと少々辛く再び布団に潜り込んでは「敵対組織の人間を保護するような真似して、探偵社にバレても知らねぇぞ」と素っ気なくも相手を心配するような言葉を吐き。)