艦隊これくしょん_鋼鉄の孤独

艦隊これくしょん_鋼鉄の孤独

Sin  2016-12-25 17:13:20 
通報
原案:角川ゲームス「艦隊これくしょん」
__:OVA「新海底軍艦」 (原案:押川春浪「海底軍艦」)
__:マイクロキャビン・コーエー「鋼鉄の咆哮」
筆_:Sin

【艦隊これくしょん_鋼鉄の孤独】

以下、本編

コメントを投稿する

  • No.8 by Sin  2016-12-25 17:54:26 

離れていく響たちを見送った天龍は、岩礁の陰より敵の姿を伺う。
「さて……ああ言っちまった以上、くたばる訳にはいかねえな。」
いつもなら、提督に「死ぬまで戦わせろ」と懇願する天龍であったが、「遊んでから帰る」とも「責任持って鎮守府に帰してやる」とも彼女らに言ってしまった手前、先の電の提案を肩代わりするつもりは無かった。時間を稼ぎつつ、自らの生存も成さなければならない。
「何にしても……。オラァ!天龍様はここだぜ!しっかり狙いやがれ!」
敵の注意を引けるよう、探照灯を光らせ勇ましく叫んだ。早速敵艦隊が食い付き、天龍の周囲に水柱がいくつも上がる。
「っ……!素直で結構!」
両手に魚雷を携え、唯一敵艦に勝る速力を活かし、敵中を矢のように突き抜けた。背後へ抜けた天龍を追うように、180°回頭する深海棲艦たち……直後、ル級の片割れが爆発を生じ、海面に崩れ落ちた。突然の事態に僚艦を見やる残り二隻。
「一丁上がりィ!海水をたらふく飲みやがれ!」
天龍の両手から魚雷が消えていた。すれ違い様に撃ち込んだのだ。盾状の艤装の裏側に着弾した酸素魚雷は、防御を掻い潜り艤装と本体を分かれさせるように爆轟を生じ、ル級は仰向けに倒されたまま海中へ消えていった。
【続】

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:その他のテーマ







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック