お湯(・_・) 2016-12-18 16:30:26 |
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「兄ちゃんっ!早くっ!茜もう来てるよっ!」
家の玄関で少し足踏みをしながら2つ年上の兄に向かってそういい。前を見ると家の前の桜の木が風になびいていてその横には幼少の頃から付き合いがある幼なじみの彼女がその様子を微笑みながら見ている。
「ほのちゃんもあお君もそんなに急がなくてもいいよ~入学式はまだ全然始まらんし…」
「ほら、茜もそういってんだろ、そんなに急がなくても…ってうおっ!?」
「いいのっ!気持ちがなんか高まってんのッ!ほら、行くよ!!」
玄関先で呑気に靴をはいている兄の手を引っ張り無理やり立ち上がらせ走り出し途中茜の手も強引に引っ張り出して、
「わあっ!って、はやいはやいっ!ほのちゃんンン!?」
二人を連れて下り坂を走り出し、
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