皿の中(短編小説bl)

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餡蜜  2016-12-11 21:12:39 
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昔書き留めていた小説を書き直して載せたり、新しく考えた小説を載せたりする場所。

勿論荒らしはUターン。
BL小説なので苦手な人もバックバック!
感想は大歓迎ですが豆腐メンタルなので批判はご遠慮ください。
文章能力は乏しいです。


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  • No.3 by 餡蜜  2016-12-13 16:21:01 


【綾瀬と新條◆2】

 俺が甘い物が好きだという情報をどこで入手したのか知らないが、最近毎日のようにお菓子を貢いでくる新條。
 お菓子自体は嬉しいんだけど、相手が新條なのが素直に喜べない。

 昼休憩、今日も今日とて新條が俺の教室へやって来た。
 手にはポッキーの箱。

「ゆー君、一緒に食べよー。」




 丁度誰も座っていなかった前席の椅子の向きを変え、そこに座る新條。
 さっそくポッキーの封を開け、楽しげに一本取り出した。

「ねぇ、ポッキーゲームしようよ。」

「いや、しねぇから。」

「えー…。」

 落胆する新條。
 クラスの連中がいる中で、たとえ冗談でもそんなことできるか。
 直ぐに良からぬ噂が広まってしまう。

 新條はポッキーを見詰め、何を思ったのか恥じらい顔でそのポッキーの先端部分を俺の口に寄せてきた。

「なら……ほら、これを俺のだと思って。」

「………随分と細くて貧相な粗チンだな。」

 正直引いた。
 そして迷うことなく噛み切る。

 短い悲鳴と同時に片手で自分の股間を押さえる新條。

「痛っ! 痛いって!」

「痛くねぇだろ。なんで連動してんだよ。」

「いきなり噛むなんて、ゆー君の鬼畜っ! 舐めようよ!」

「ポッキー舐めて食う奴がどこにいる!」

 俺らがぎゃーぎゃー騒いでいると近くにいたクラスメイトが近付いてきた。

「相変わらずラブいよなー。お前らいつ付き合うんだ?」

「んー?もう付きあっ」

「ってねぇよ、アホっ!」


――――――――End

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