教頭 2016-12-10 17:19:00 ID:4c3e4afcd |
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「 長居するには空気が悪過ぎるなァ、」
(そう言ってカラカラと笑う当人は〝鍵のかかる部屋〟に自らの確認ミスで閉じ込められてしまった。上記は勿論のこと、独り言である。数時間は経ったであろう、暗闇の隅からはブツブツと複数の話し声が。低級悪魔の巣窟地になりつつあると察した。部屋には〝誰もいない〟と見なされているが、学園内とはいえ、妖達はどんな隙間からも入ってくるらしい。混同し、中級悪魔にでもなられたら厄介だ。)
「... 」
(胸ポケットに入れた小瓶を握りしめる。人魚の血(これ)を含めば、この空間毎破壊することは可能だが、その後の暴走を誰が止められようか。ああ、本当に厄介だ と小さく呟き、冷や汗を垂らした。)
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