master 2016-11-21 00:10:30 |
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――!
(まるで息子の幼い頃を見ているようだと懐かしく懐古しながら、今しがた教えたばかりの言葉を繰り返す相手を頬を緩めて見詰めており。それに続けられた“太陽の匂い”に自分からはそんは匂いがするのかと反応する暇もないまま突然相手が視界から消えると、驚きのあまり声も出ずに目を見開いて。強かに腰を打っているように見えたが、本人はあまり気にしていないらしくまた服を脱ぐ動作を再開しており。露になったのは酷く傷だらけな身体、古傷もあれば比較的新しくも見えるものもあり痛ましさに思わず口を噤んでしまって。こんな事をされていれば多少の痛みも何とも思わなくなってしまうだろう、しかし苦しげに歪めた顔を直ぐに綻ばせては両手で先程と同様に頭を撫で)
……ああ、えらいね。良い子だ。
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